2018-2019 中津平成ロータリー
会 長  中 島 宏 一 郎 

【今年度基本方針】

「ロータリーに学び ロータリーを愉しもう」

ロータリーは、一人のアメリカ人のビジョンによって始まりました。その人の名は、ポール・ハリス。シカゴで弁護士として働いていたハリスが、世界初のロータリークラブ(シカゴ・ロータリークラブ)を設立したのは、1905年2月23日。さまざまな分野の職業人が集まって知恵を寄せ合い、生涯にわたる友情を培うことのできる場をつくることが、ハリスの夢でした。
以来110年以上にわたり、ロータリーの会員は世界が抱える数々の問題に取り組んできました。今やロータリークラブは、世界のほぼすべての国や地域で草の根の活動を行っているほか、120万人の会員ネットワークを生かして世界レベルの取り組みも行っています。
「ロータリー」という名は、当時、各メンバーの職場を順番にミーティング場所として使っていたことに由来します。
( c 2017 Rotary International ロータリーの歴史 より抜粋 )

ロータリーがアメリカ合衆国シカゴ市で産声をあげてから113年、我が国日本では2,273のクラブ、89,000人を超える会員が各地で日々活動し、平成元年に向笠寛会長をはじめ31名の会員により産声をあげたこの中津平成ロータリークラブも今年で創立30年を迎えます。
設立当時からの5名のチャーター会員が在籍している一方、過半数の会員が在籍10年以下を占めています。
そこで今年度は、「ロータリーに学び ロータリーを愉しもう」をテーマに以下の4点を重点目標として掲げます。

1. 例会内容の充実
ロータリーの基本は、毎回開催される例会に出席し会員相互の学びや懇親を深めることと認識しております。
昨年度より、当クラブの例会を月間2回以上の開催へと細則変更がなされました。
例会の回数が減少した分、会員相互の学びや懇親を深められるよう、例会内容の充実を図りクラブの活性化を目指します。

2. 例会・各種大会・事業への積極的なコミットメント
コミットメント(commitment)と言う言葉には、参加・参画・選挙に投票する意味があります。
例会への出席・各種大会やクラブが取り組む様々な事業に、もし参加できなくてもメーキャップや友人・知人への声がけ、SNSでの広報活動など何らかの形で関わっていただき全員のコミットメントでこのクラブを盛り上げていきましょう。

3. 会員の増強と退会の防止
会員増強はロータリーでの「地域の貢献」になる人材の育成の側面も担っております。
しかし、無理な拡大は途中退会者によるクラブのモチベーションの低下などクラブに悪い影響を与えてしまいます。
会員増強には無理のない入会の勧め方を心がけ、途中退会の防止も含め会員一人ひとりが集いたい場所づくりに努めてまいりましょう。

4.ロータリーを学ぶ
当クラブでは在籍10年以下の会員が過半数を占めておりますが、ロータリーについて学ぶ機会も資料も少ないのが現状です。そこで、今一度ロータリーを学ぶことにより今後の各種の活動の充実へと繋げていきたいと思います。

以上、4点を重点目標とさせていただきます。

結びに、今年は当クラブが創立30年を迎えます。
30年間にクラブを支えて下さった多くの先輩方、そして今もクラブを支えている会員とそのご家族一人ひとりに感謝し、記念事業や式典など様々な事業にもクラブ全員のコミットメントでお客様をお迎えし、30年の節目の年をともに学び・ともに愉しみ、ともに活動してまいりましょう。




◆◆◆◆ 30周年記念誌 ◆◆◆◆
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Copyright:Nakatsu Heisei Rotary Club [7/2001]