例 会 報(週報) ________________   【PDF版はコチラ】
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第579回例会 平成13年11月8日(木) kanji 01/11/9(金) 7:58

第579回例会 平成13年11月8日(木)
 kanji  - 01/11/9(金) 7:58 -

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   第579回例会 平成13年11月8日(木)

◎本日の例会プログラム    ゲスト卓話「ガラス工芸・オーストラリアと日本」
                財団学友 江藤佳子さん

○次回例会プログラム    新入会員卓話 榎本会員

前回(578回例会)の記録 平成13年11月1日(木)

■ビジター
 中津中央RC    山本博史君、新居英雄君

■出席報告
 会員数    34名
 免除者数    1名
 対象者数    33名
 本日出席者    23名
 欠席者数    10名
 出席率        69.70%

■前々回出席報告の修正
 前々回欠席者    7名
 メイクアップ    5名
 欠 席 者    2名
 修正出席率 80.00%→94.29%

●メイクアップ
 足立    (中津中央RC)
 重松、種村    (中津RC)
 松本    (豊前RC)
 小野    (宇佐RC)
●欠席者
 今吉、桑原

会長の時間
久恒眞一 会長
先週27日28日の土曜、日曜にかけて八代にて地区大会が行われました。クラブより9名の参加をいたしました。参加された会員には大変ご苦労様でした。大会の詳しい内容につきましては後程報告をさせていただきます。
2点報告がございます。一つは向笠会員が心臓の手術のために久留米医大病院に入院をされました。全快を祈りたいと思います。
もう一つは桑原会員が10月末で退会をいたしました。お母さんの介護が大変なようでして、どうしても続けていけそうにないということでした。これで会長の時間を終わります。

幹事報告
二反田新一 幹事
・地区大会報告
ホームページに写真記載。
中津RC須賀さんにお世話になりました。
・西島PGよりニコニコ(地区大会にて)
・例会変更 
大分臨海RC    11/12(月)は場所変更です。夢野菜おおざいファーム
職場例会
大分東RC    11/29(木)は時間、場所変更です。   18:30〜
大分全日空ホテルオアシスタワー21F『エトワール』「ロータリーを語る夕べ」
・週報受理御礼状
伊東PG  《回覧》 
・週報受理
仙台平成RC、竹田RC      
◎例会終了後、定例理事役員会開催

委員会報告
・親睦委員会 矢頭委員長
3クラブ親睦ゴルフコンペ。来週に正式な案内を参加者に配布します。参加費は11月5日に引き落とします。次に、趣味の会の案内です。池中さんの協力で椎茸のほだ木取りをします。家庭で椎茸の栽培をしていただきたいと思います。11月10日(土)午後2時からです。案内は回覧します。
・姉妹交流委員会 熊谷委員長
姉妹交流に参加予定者に、詳しい日程表を配布しました。参加者の確認をします。久恒会長ご夫婦、二反田幹事ご夫婦、永松達彦さん、津崎さん、渡辺さん、種村さん、わたし熊谷夫婦、小川さん、梶原さんの奥さんとなっております。それと日帰りの方が、辛島さん、矢頭さん、加来さん、南さん、田原さんとなっております。16日(金)12時半出発ですから12時過ぎには中津駅南口に集合してください。

ニコニコボックス
○合田会員 欠席しました。   
○新居ガバナー補佐 公式訪問お世話になりました。またその時の写真をいただきました。
○久恒会長 地区大会お疲れさまでした。
○岩田会員 初めて地区大会に出席しました。
○二反田幹事 幹事としてちゃんと地区大会に出席しました。それと、地区大会の一日目に馬肉屋さんを出た後、岩田さんと梶原さんを置き去りにしてしまいました。すみませんでした。
○若松会員 地区大会から帰ったらおなかの調子を悪くしまして、病院で昨日は何を食べたかと聞かれました。馬刺が美味しすぎたようでした。
○重松会員 週報の担当ですが、当番2週続けて休んでしまい、池中さんにご迷惑をおかけしました。
○池中会員 矢頭さんから話がありましたが、数年前に椎茸の原木を切りすぎて、降ろすのが大変なくらいなので、よろしくお願いします。家に持って帰れば、3年位は椎茸ができますので。

卓話
地区大会報告
久恒眞一 会長
27、28日両日八代にて地区大会が行われ参加してまいりました。私と二反田幹事は27日早朝より会長幹事ガバナー補佐会議がありましたので前日より出発いたしました。他の7名は当日マイクロバスで出発いたしました。
会長・幹事・ガバナー補佐会議では大会決議案の説明、韓国3630地区との姉妹地区結縁調印式、地区委員会の報告、ロータリー文庫の紹介、前年度地区資金監査報告、本年度地区資金現況報告等がなされました。ロータリー文庫の紹介では東京の上島信一郎さんがロータリー文庫に所蔵されている書籍の紹介をされました。中でも各地区の資料がたくさん保管をされているそうです。事務所の移転等で無くなりがちな資料は是非送っておいてくださいとの事でした。
27日午後より第1回本会議が開催されました。来賓祝辞、ガバナー挨拶、RI会長代理挨拶、各種表彰、GSE紹介、記念講演等がありました。本年度のRI会長代理は台湾の洪学梁氏で日本語のとても上手な方で、全て日本語で挨拶をされておりました。アドレスの中でこのような事を言われておりました。「アメリカの詩人オスカー・ハマースタインの詩に『歌は歌わなければ、歌ではない。鐘は鳴らさなければ、鐘ではない。愛はしまっておくものではない。愛はあなたが与えて始めて愛となる。』この歌はロータリーの精神そのものであると、私は思います。ロータリーの皆様、『愛はあなたが与えて始めて愛となる。』この言葉を深く心に刻み込み、そして我々ロータリーのモットー“超我の奉仕”と言う基本理念のもとに、キングRI会長の掲げた“人類が私たちの仕事”という目標にあいふさわしい、心のこもった奉仕活動を続けましょう。」このような事を言われておりました。大変感銘を受けました。また記念講演では東京大学先端科学技術研究センターの軽部征夫氏が「IT革命によって変わるビジネスと生活」の演題で興味深い話しをされました。これについては後程二反田幹事より詳しい話があると思います。
28日午前9時より行われた第2回本会議では大会各委員会報告、RI会長代理によるRI現況報告、ガバナーエレクト紹介、ガバナーノミニー紹介が行われました、ちなみにガバナーエレクトは別府大学の理事長であります、西村駿一氏で、来年の地区大会は別府で開催されます。RI会長代理によるRI現況報告ではロータリーの会員数統計、ロータリー財団の寄付の現状報告がありました。会員数は6月30日現在全世界で1,188,492人、日本では119,070人で約10%であります。女性会員については1989年7月に入会が認められて以来着実に伸びており2001年6月末現在では103,000人で約10%です。アメリカの女性会員数は39万人の内6万人で約15%をしめているようです。日本では119,000人のうち女性会員は2462人で2.1%にとどまっていますが当地区では会員数3,000名の内、女性会員は91名で約3%と全国平均を少し上回っております。
ロータリー財団に関する報告ですが、財団恒久基金は、ちなみに財団の基金は恒久基金と年次基金に分けられており、恒久基金は全額投資に運用され、それから上がった収益をロータリーのプログラムの活動資金として使用しており、年次資金は3年間財団が投資運用に回し、そこから上がった収益で財団がプログラムの管理費に充当させます。そして3年経ちましたら全額をプログラムに使用します。財団恒久基金の世界寄付額の累計は、69,852,000ドルで、日本は17,910,700ドルで、約20%を占めております。運用資金の使途についてですが主にポリオプラスや財団奨学生のために使用されています。ポリオプラスは1985年に発足したプログラムで、WHOに協力し2000年までに地球上から小児麻痺のウイルスを消滅させ、2005年ロータリー100周年にポリオ終結宣言を行うのを目標としております。これを実現するために、約5億ドル以上の寄付が必要だと言われております。1985年のポリオプラス発足以来、全世界で122ヵ国がポリオプラス補助金の恩恵を受け、20億人ちかくの子供たちが経口ワクチンの投与を受けております。その結果、当時125ヶ国あったポリオの発生源が2001年初頭には20ヶ国までに減っています。このようなロータリーの努力は、「RIは人類の何を成し遂げたか?」という問いに対する、明確な解答といえるのではないかとの事でした。
引き続き10時より第3回本会議が開催され、作家・阿刀田 高氏の「小説家の頭」と題した講演会がありました。阿刀田氏は早稲田大学仏文科卒で「奇妙な味」の短編小説で独特なブラックユーモアの新しい領域を開いたようです。デビュー作が「冷蔵庫より愛を込めて」、「来訪者」で日本推理作家協会賞、「ナポレオン狂」で直木賞、「新トロイヤ物語」で吉川英治文学賞を受賞されております。今回は奥さんの慶子夫人の朗読を入れた「講演と朗読」という珍しいスタイルで講演をされました。阿刀田氏は早稲田の仏文科に入学しましたが、2年の時肺結核をわずらい2年間の闘病生活を送ったそうです。卒業後国会図書館に勤務の傍らアルバイトで友人の勤める出版社に雑文を書いていたそうです。若い頃欧米の短編小説家、モーパッサンやゾラ、サマセットモームの作品を来る日も来る日も読んでいたそうです。この経験が生きて自分で短編小説を書けるようになったようです。
小説を書くヒントやアイデアについて話をしておりました。物を見る視点を変えてみる、普通の人はこう考えている、しかし別の見方があるのではないだろうかと考える、そこにアイデアが生まれる。例えばこんな話をしておりました。ある日子供と蕎麦屋へ行った。子供がメニューを見て言うにはここの蕎麦屋には動物が3匹いる。阿刀田氏は少し考えて「きつね」と「たぬき」までは分かったがあと一匹が分からない。子供に聞いてみると、それは「大ざる」だと答えたそうです。先入観を持たない子供の目から見ると全く別の見方ができる。という様な事を言っておりました。もう一つは、家具屋さんが三角のベットを考えたそうです。仲の良い時は頭を尖がった方に寄せて寝る。喧嘩をしている時はお互いに端と端に頭を置いて寝る。こんなベッドを造って販売をしてみたそうですが全然売れなかった。時にはこんな失敗もあるそうです。最後に21世紀はどんな時代になるかという予想をしていました。20世紀は東西の時代だったが、冷戦の終結を見た。21世紀は南北の対立の時代、北は文化的経済的な発展を成し遂げた国々、南は未発展の国々、南北の差がつきすぎている所に紛争の原因、火種がある。融和を保つには難しすぎる。アフガンのテロの問題に関して日本は標的になる事はないだろう、なぜならば日本が何処にあるかも知らないのでプロパガンダーにはならないであろう。しかし、日本が北に属する限り大なり小なり影響は受けるであろうとの見方でした。もしイスラムに変化改革があるとしたらそれは女性がキーワードになるであろう。イスラム圏の男女差別はその宗教性の故に大変な差別を受けている。その女性が開放を求めて蜂起したならば、イスラム世界の中で女性の力が爆発したならばイスラム世界の大きな内部改革の目となるであろう。そういう意味で今後女性の役割がますます大きくなるであろう。このような話で講演を締めくくりました。
このような事で大変有意義な地区大会でありましたし、熊本の夜を満喫できた2日間でした。以上で報告を終わります。

◆地区大会報告
幹事 二反田 新一
今年の地区大会は、八代市で行われましたが、地区内でも最も遠方地域の一つにもかかわらず、当クラブから19名の登録をいたしました。1日目には、9:30よりの会長、幹事、ガバナー補佐会議からはじまり、午後からは会場を八代総合体育館メインアリーナへと移し、本会議が開催されました。韓国・台湾からはRI会長代理や姉妹地区ガバナー、ドイツからのGSEメンバー、そして世界各国からの米山奨学生・交換学生等も多数出席して国際色豊なステージに目を見張るものがありました。
1日目の記念講演は、演題「IT革命によって変るビジネスと生活」と題して東京大学先端科学技術研究センター教授:軽部征夫氏によって行われました。遺伝子工学と医療の関わりの中でのIT技術の関与が大きく人々の生活を変化させるという内容でしたが、以下、この講演会の模様を要約してお伝えします。
2〜3年前から、“e-クリスマス”という言葉が米国では使われ始めました。クリスマスのシーズンにはどこの百貨店も買い物客でごった返していたのが様相が変化したようです。人々の何割かは、市価より2〜3割、どうかすると半額のインターネットショッピングでプレゼントの買い物をするようになりました。しかし、既存の店舗が閑古鳥が鳴くような状態ではなく、既存ビジネスとインタネットビジネスはしっかりと共存しています。既に米国では、インターネットは第3世代に入ったということが出来るようです。ブームは去り定着の時代を迎えています。そこには淘汰され又特化されたビジネスが生き残っています。
インターネット経由の二ユースは新聞と比較して、紙やインク等の原料となる資源を使いません、又物を流通させるためのエネルギーも省略されています。情報は二時間おきに更新され、いつでも最新のものが入手可能です。
21世紀のキーワードが「省資源・省エネルギー・環境」とするならば、これらの項目はITと深いかかわりをもちます。
私達の日常生活を大きく変えるものの一つに「IT技術とバイオの融合」が挙げられます。この10年間IT技術によって、特に遺伝子分野で医学が大きく進歩しました。人間の身体は約60兆の細胞で成り立っています、これらは又約35,000個通りの部品(遺伝子)で成り立ってます。これらのことは、バイオインフォマティックス(生物情報学)という科学分野の進展によって解明されました。この分野はまさにIT技術なしでは成立していません。
遺伝子情報によって人間個々人の病気(ガン・糖尿病・高血圧等の成人病)の病状が判明し、その人にあった処方が可能になるばかりか、将来の発病の可能性まで分かります。ガン細胞に関しては2010年までに、遺伝子の解明が終り、その10年以内に完治の方法が確立されます。
遺伝子はその人のIDであり、一卵性双生児を除いて同じ物は存在しません。ゆえに犯罪捜査においても効力を発揮します。また今までに無かったビジネスを創出しています。「骨探しビジネス」…DNA情報を頼りに無名戦死の墓から肉親の骨を見つけ出すものや、偽造防止のためにサインようインクに遺伝子を配合したり、画家が絵の具に本人の遺伝子を混ぜ込んだりすることも可能になりました。
ちょっとがっかりする話ですが、人生の62%程度は、その人の遺伝子によって決まってしまいます。いくら勉強や努力を重ねても仕方の無いこともあるようです。しかしここで問題が発生します。遺伝子の解明が進むに連れて「遺伝子診断」のようものがなされれば、大きな社会問題になることが予想されます。教育、結婚、就職、または生命保険の保険料‥‥はたまた遺伝子そのものが売買される(子供のオーダーメイド)‥‥今後は科学における倫理が問われる時代になるでしょう。
このようにITを活用したバイオインフォマティックス(生物情報学)はまさに両刃の剣といえます。しかしまた、ここに大きなマーケットも確かに存在します。

(文責/重松)
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