例 会 報(週報) ________________   【PDF版はコチラ】
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第578回例会 平成13年11月1日(木) kanji 01/11/6(火) 13:28

第578回例会 平成13年11月1日(木)
 kanji  - 01/11/6(火) 13:28 -

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   第578回例会 平成13年11月1日(木)

◎本日の例会プログラム    「地区大会に出席して」
                久恒眞一会長、二反田新一幹事

○次回例会プログラム    会員卓話

前回(577回例会)の記録 平成13年10月25日(木)

■ゲスト
 有馬菜採子さん

■出席報告
 会員数    35名
 免除者数    0名
 対象者数    35名
 本日出席者    28名
 欠席者数    7名
 出席率        80.00%

■前々回出席報告の修正
 前々回欠席者    6名
 メイクアップ    3名
 欠 席 者    3名
 修正出席率 82.86%→91.43%

●メイクアップ
 桑原、合田、南

会長の時間
久恒眞一 会長
本日は夜間例会です。「秋の夜長はカクテルで」と題しまして中津バーテンダー協会さんのお世話でカクテルを楽しむ一夜となります。秋の夜長をカクテルで存分に楽しみましょう。
早いもので12月には年次総会を迎えます。今日は理事候補選任について申し上げます。クラブ細則運用内規の第1条、第1節にあります通り、次々年度の理事候補者指名委員を選任しなければなりません。
年齢、職業の調和を考慮し、理事候補者に指名される可能性の少ない人ということで、岡野会員、辛嶋会員、出納会員にお願いします。従って指名委員は会長、副会長と只今お願いいたしました御3名の方の計5名となります。宜しくお願い申し上げます。尚、指名委員会は11月の第2週に発表できるように会合を開きます。会合の日時場所は追ってご連絡致します。
それから、事務局の高村さんが事務の引継ぎを終えて今日が最終例会となります。記念に花束を用意させて頂きましたので贈呈をさせて頂きます。本当に長い間有難うございました。
これで会長の時間を終わります。

幹事報告
二反田新一 幹事
・公式訪問お礼状受理
水谷ガバナーより 《回覧》
・ガバナーエレクト事務所開設のお知らせ 《回覧》
・事務所変更のお知らせ
肥後小国RC
・機関紙「ROTARIAN」 《回覧》
・RC会員執筆書籍紹介
【発明貴族】 《回覧》
・例会変更 
中津中央RC    11/6(火)は場所変更です。「観菊例会」 薦神社
宇佐RC    11/15(木)は日時、場所変更です。
宇佐八幡RC    11/16(金)は日時、場所変更です。    11/23(金)は休会です。
豊後高田RC    11/13(火)は場所変更です。    かんぽの郷宇佐    「4クラブ合同例会」
別府北RC    10/24(水)は休会です。
・週報受理
中津中央RC、豊前西RC、日出RC
◎例会終了後、理事役員会開催

委員会報告
・出席委員会 白石委員長
月間出席報告 7月/93.18%
8月/93.94%
9月/95.59%
・親睦委員会 矢頭委員長
二次会 けんじんとんばー

ニコニコボックス
○高村さん 長い間お世話になりました。
○久恒会長、二反田幹事、出納会員、小川会員、熊谷会員、加来会員、永松(達)会員、渡辺会員、矢頭会員、津崎会員
高村さん、ご苦労様でした。
○足立会員 映画に出演し損ないました。

卓話
「秋の夜長はカクテルで」
 有馬 菜採子氏

☆シェーク
シェーカを使って“振る”ことを指す。
シェークする目的は、
1.アルコール度の強い酒のカドを無くして、飲みやすくする。
2.混ざりにくいものを急速に混ぜ合わせる。

◎決して水っぽくすることではないので、一振りでも早く目的の冷たさにしたい。

・ボディーに氷と材料を入れる
・ストレーナー、トップをかぶせる
・ストレーナーは、シェークしていくときに中の材料がしみ出てこないようにまっすぐはめること。

☆シェーカーの振り方について(一般的右利きの人で説明)
1.右手親指でトップを抑える
2.くすり指と小指のあいだにボディーをはさむ。
3.中指、人差し指を添えて、ボディーをささえる。
4.左手の中指と薬指をボディーの底に回す。
5.親指でストレーナーを抑え、人指し指と小指でボディーをはさむ。そしてシェークする
◎手のひらがシェーカに密着しないよう注意する。手の温かみがシェーカに伝わり、中の氷が早く溶けて、水っぽくなるのを防ぐため。

☆メジャーカップについて
酒の計量具。30ml、45mlのカップがポピュラーである。

☆カクテルについて
数種の酒、果汁、薬味などを混ぜ合わせた飲料。二種類以上の材料を混ぜ合わせて作る飲み物が、広い意味でのカクテルと言われている。

☆カクテルの歴史
cocktailを日本語に直すと「おんどりの尾」となる。
その説には様々なものが伝えられているが、材料を混ぜるのに使った木の根が鶏の尾の形で、誤って飲み物の名前として伝えられた、とか、鶏の羽根を使って材料を混ぜた、とも伝えられている。その他に、アメリカ独立戦争の戦勝祝いに作ったミックス・ドリンクに反独立派の家で飼っていたおんどりの尾を飾って喝采を浴びたという説もある。
または、ミックス・ドリンクをつくった男(またはその娘)の名から採ったなど、数多くの説が残されている。
現在のような氷で冷やすカクテルが本格的に作られ始めたのは、1870年代。ドイツの カール・フォン・リンデ によって製氷機が発明されてからのこと。そして、20世紀初頭、アメリカで誕生し、大きく成長していった。
また、1920年から14年続いたアメリカの禁酒法時代に多くのバーテンダーがヨーロッパに渡っていって、世界的に普及を進めたと言える。
日本に伝えられたのは、明治初期の頃。上流階級の人々に飲まれていたと言われる。そして大正時代に入って、バーが登場。カクテルは広く知られるようになっていく。第二次世界大戦後、本格的に普及していったようだ。

☆カクテルの王様“マティーニ”
カクテルの王様と言われているマティーニ。
世の中では、「マティーニ通」という方が多数いて、ベルモットをそっと囁いてみたり、チラリとボトルを眺めたりして飲んでみたりする。原型は“ジン・アンド・イタリアン・ベルモット”と言われている。今でも“ジン・アンド・イット”の名で残っている。
店々によって作り方は、様々であり、味も違う。

☆女王“マンハッタン”
それに続いて、カクテルの女王と言われているマンハッタン。
マティーニ同様、議論の多いカクテル。ただし、マンハッタンは、どこかの誰かが“スイート”と“ドライ・ベルモット”を半分ずつ入れて、「パーフェクト・マンハッタン」と宣言してしまっている。
しかし基本的には、バーボンを使用する。コーンウィスキーで作る。

☆ウォッカベース“モスコミュール”
モスクワのラバ。ラバにキックされるとかなり効く。米語でキックとは、酒がぐっとくるような意味である。
ミュールはアルコール分をかなり含んだもの。モスコーは、ウォッカ。ロシアという発想、ウォッカの人気になるきっかけになったカクテルだ。

☆テキーラベース“マルガリータ”
スペイン語で女性の名。英語のマーガレットという意味。
ロサンゼルスのバーテンダーの初恋の人の名前をつけたと伝えらている。

☆ラムベース“ダイキリ”
キューバの都市サンチャゴ郊外にある鉱山の名。
この銅山に勤めていた人が、訪れる友人たちのもてなしに作ったものといわれている。
手軽に手に入るキューバ特産のラムと砂糖とライム果汁をミックスしてフレッシュな飲み物をつくった。

☆ジンベース“ギムレット”
「ギムレットには早すぎる」という映画『ザ・ロング・グッバイ(レイモンド・チャンドラー)』の名セリフで一躍有名になったカクテル。南洋の植民地に配属されたイギリス人が創案したといわれている。
最近のアメリカでは、ウォッカ大流行ということからウォッカベースの人気も高いようだ。

☆ブランデーベース“サイドカー”
第一次世界大戦中のパリで誕生。いつもサイドカーに乗ってビストロ通いしていた大尉が、バーテンダーにサイドカーの名でカクテルを作らせたとか。フランスの将校がドイツの猛攻を受け、サイドカーで退却していた途中、景気づけに、残っていたブランデーとありあわせのキュラソーとレモンジュースで作ったら、イケていた、という説もある。


(文責/池中)
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