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第812回例会 平成18年10月26日(木)
◎本日の例会プログラム
職業奉仕の会員卓話 熊谷職業奉仕委員長
○次回例会プログラム
向笠公園清掃例会
前回(811回例会)の記録 平成18年10月19日(木)
■ビジター
佐藤 正直君、中野 登君(中津RC)
■出席報告
会 員 数 27名
免除者数 1名
対象者数 26名
本日出席者 22名
欠席者数 4名
出 席 率 84.62%
■前々回出席報告の修正
前々回欠席者 1名
メイクアップ 1名
欠 席 者 0名
修正出席率 96.15%→ 100%
●メイクアップ
小野(嘉)(中津)
●欠席者
なし
ロータリーソング
それでこそロータリー
会長の時間
会長 松本 幹夫
本日はロータリーについて、「2006年ロータリアン必携」を基にお話ししたいと思います。もう会員の皆様はすでにご存知と思いますが、よろしくお願い致します。世界のロータリークラブの概数は、2005年10月31日現在で32,000クラブ、ロータリアンの概数は1,192,000名です。そして世界には530地区あります。これは2006年7月1日現在です。ロータリーの創立は1905年でありますが、米国以外で最初のクラブが結成されたのはカナダのウィニペグです。国際ロータリーの管理主体は理事会ですが、理事は17名います。そして国際ロータリーの実務を執行する最高管理役員は事務総長です。なお国際ロータリーの立法機関は規定審議会で行われます。それから世界本部以外に、世界各地には国際ロータリー事務局が7カ所あるようです。2006?2007年度の日本人の国際ロータリー理事は2名います。ロータリー史上、日本人で最初にロータリアンになった人は「福島喜三次」という方であったそうです。そして日本人で最初にRI会長に就任したのは「東ケ崎潔」氏です。現在までに日本人でRI会長になられた方は2人だけです。その偉大な大先輩が中津ロータリークラブの向笠廣次先生です。アジアにおいて最初にロータリークラブが設立されたのは東京ロータリークラブではなく、マニラロータリークラブです。現在、日本には34の地区があって、日本で歌われている「奉仕の理想」は昭和10年京都の地区大会で発表されました。ちなみにスマイル・ボックスは1963年大阪ロータリークラブで初めて実施され、例会場で会員が自由意志で善意の寄付金を入れる箱の事を言います。本日はこれで終わります。
幹事報告
幹事 青木 秀暢
●例会変更 豊後高田 RC 10月31日休会
●週報受理 中津RC、 竹田RC
●幹事報告 12/10ロー ターアクト留学生交流会の案内、11/1〜11/10迄、菊花展の案内
●理事会報告 ガバナー公式訪問例会にて、2,000円(写真1,050円、会費950円)
委員会報告
職業奉仕委員会
熊谷委員長
お手元に、先日募集しました会員の皆様の、座右の銘をプリントしてお渡ししています。次週の例会ではこの中より、5名の方々に発表願います。
ニコニコボックス
○熊谷会員
ゲストの前原さんとは古くからお付き合いさせて頂いています。本日は遠方よりお越しいただき、ありがとうございます。
○若松会員
母屋の蔵の地下室に、陶磁器がありますが、10年程前の大水でムチャクチャに散乱しています。先日の日曜日に、たまたま少し片付けた所、泥だらけの焼物を拾って洗ったらきれいな姿に戻り、後、夢中になって掃除を続けています。いい物が出てくる事を願ってニコニコします。
○岡野会員
ニコニコをありがとうございました。最後に私がニコニコをして終わります。
ゲスト卓話
JQA(財団法人日本品質保証機構)認定審査・コンサルタントの企業
(株)テクノソフト
前原範彰氏
「ISO9001からみた企業倫理」
○いまなぜ企業倫理の再確認が必要なのか?
・企業倫理⇔CSR⇔コンプライアンス
・拝金主義(金儲けがすべて)
・ホリエモン、村上ファンド、日銀福井総裁、
エンロン、ミツトヨ等の事件枚挙に暇がない。
○CSR(企業の社会的責任)とは?
C:Corporate
S:Social
R:Responsibility
企業活動のプロセスに社会的公正性や環境への配慮などを取り組み、ステイクホルダー(顧客、株主、従業員、地域住民等)に対し、説明責任を果たすこと。
○コンプライアンスとは?
・法令遵守
・社会の要求する倫理規範
・社内規範
→企業が社会に存続し得る最低基盤でISOの要求事項でもある。
○個人の集合体が企業
企業の倫理観、品格等は社長の考え方に大きく左右される。
近江商人の経営哲学=「三方よし」「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」
では社長は何をすればいいのか?
○社長が実施すべき重点項目
・トップに相応しい教育(帝王学等)
・トップの強力なリーダーシップ
・社是、社訓、理念、規範等の再確認
・開かれた組織(システム)作り
・継続的な社員教育
→CSRの徹底が図れるシステムの構築
○システムの構築に求められる要素とは?
・理念は頭 システムは手足
・社会に認知されていること
・実行(D)、点検(C)が簡単なこと
・継続可能なこと(日々の活動)
→ISO9001品質マネージメントシステム
○ISO(国際標準化機構)とは?
・International Organization for Standardization
ギリシャ語「ISOS=相等しい」からISO
「アイ・エス・オー」「イソ」「アイソ」
1947年設立 加盟国120カ国以上
・ISOの規格は法律ではなく民間の規格
○ISO9001の特徴
・「物」の規格でなく「仕組み」の規格
・「顧客満足」指向の規格
・「プロセス」管理を重視
・性悪説「証拠主義」(記録)
・Whatは要求しているが、Howには触れていない
○トップの心構え
1.トップの方針
トップの熱意が社員の意識改革に繋がる。全社員に不転退の決意を持たせる。「安全で品質の良い製品を提供することで、社会に貢献する」
2.トップの決意が行動指針に
目的:体質改善により信用力・競争力・存在価値を高める
目標:ISO9001認証取得
3.トップのリーダーシップ
トップが自ら旗を振り、システムの開発と改善に関与する。P-D-C-Aのサイクルを回す。
4.トップが先頭に立ってISOを徹底理解
革新的経営品質
5.革新は確信である
社員と共に勉強し信頼感を確かめ合い、達成への確信を社員と共有する。「社会的責任として、品質改善活動、環境保護活動を実践する」
○社員の心構え
1.品質に対する関心を高める。現時点で問題はないか?現在、改善できる点はないか?
2.ISO9001規格を理解する。
3.仕事のルールをまとめる。(文書化する)
4.ルールを守って、業務を行う。
5.不備な点を見つけて直す。
まとめ
1.インターネットで「CSR」「ISO」検索
2.社内にCSRを確立する仕組み作り
3.そのためには、ISO9001システムの一部を手本とし、自社に適したシステムを作る。
4.ISO9001システムを認証取得しCSRの精度を上げ、「企業の信頼性」を向上させる。
(文責:二反田)
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