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第906回例会  平成20年10月30日(木) 管理人 08/10/29(水) 10:17

第906回例会  平成20年10月30日(木)
 管理人  - 08/10/29(水) 10:17 -

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   第906回例会  平成20年10月30日(木)

◎本日の例会プログラム 「職業奉仕委員会」「20周年実行委員会」 辛嶋会員(職業奉仕委員会)
◎次回例会プログラム ゲスト卓話「人権をめぐる課題1.」 中津市教育委員会 社会教育指導員 西 俊二氏


前回(905回例会)の記録  平成20年10月23日(木)

■ビジター
 なし

■出席報告
 会 員 数 26名
 免除者数 0名
 対象者数 26名
 本日出席者 20名
 欠席者数 6名
 出 席 率 76.92%

■前々回出席報告の修正
 前々回欠席者  4名
 メイクアップ  3名
 欠 席 者  1名
 修正出席率 84.62%→ 96.15%

●メイクアップ
 八坂、若松(中津中央)、熊谷(中津)

●欠席者
 渡邉


◎ロータリーソング 手に手つないで

◎会長の時間  会長 加来敏男
 今日の新聞によると、「文化審議会国語分科会の漢字小委員会は21日、常用漢字表に追加する予定の字種191字の音訓を定める案と、現行の常用漢字の一部に音訓を追加する案を承認した。「臭い」と「匂い」、「怪しい」と「妖しい」、「恐れる」と「畏れる」など、複数の漢字が同訓をもつ異学同訓の用法が新たに認められ、常用漢字の表現力が少しだけ豊かになりそうだ。」とありました。
 追加される字種には、「切る」に対して「斬る」、「張る」に対して「貼る」、「捕らえる」に対して「捉える」、「当てる」「充てる」に対して「宛てる」、「跡」に対して「痕」、「歌」に対して「唄」などがある。
 追加される音訓では、「込む」に対して「混む」という訓を認め、「負けが込む」「電車が混む」のような使い分けができるようにする。ただし「込(混)み合う」「人込(混)み」はどちらも使える。ほかにも、「延べる」に対して「伸べる」、「作る」「造る」に対して「創る」、「早まる」に対して「速まる」などがある。
 このほかに追加される訓読みには、日常生活などで使う機会が多い「育む」「応える」「関わる」がある。「私」には、現在の「わたくし」という訓に「わたし」が追加される。「要」も「かなめ」と読めるようになる。
 以上、新聞からの引用ですが、今でもパソコンで文字変換をしていると普通に変換される語句ばかりなので、いまさらどうしてかなと思ってしまいます。それだけ現在の日本語が乱れていると言う事なのでしょうか。気を付けなければなりませんね。
《参考》
【追加字種関連】(後の方が追加される字種)
●はる
 張る(氷が張る、張りのある声)
 貼る(ポスターを貼る、タイル貼りの壁)
●あやしい
 怪しい(挙動が怪しい、空模様が怪しい)
 妖しい(妖しい魅力、妖しく輝く瞳)
●おそれる
 恐れる(死を恐れる)
 畏れる(師を畏れ敬う)
【追加音訓関連】(後の方が訓が追加される字)
●こむ
 込む(負けが込む、手の込んだ細工を施す)
 混む(電車が混む、人混みを避ける)
●のべる
 延べる(出発の期日を延べる、金の延べ棒)
 伸べる(救いの手を伸べる)

◎幹事報告  幹事 矢頭和敏
●例会変更 中津中央RC 11/4(火)18:30〜観菊例会(薦神社社務所)、11/25(火)12:30〜100万ドル食事例会(中津商工会議所3F)、宇佐八幡RC、別府RC、宇佐2001RC、別府東RC、大分RC、大分東RC、大分南RC、大分1985RC、大分城西RC
●週報受理 熊本平成RC
●幹事報告
・中津市教育委員会より「人権を守る市民の集い」開催についてご案内。
・ガバナー月信、ロータリアン誌、ロータリーワールド届く。
・中津オリエンタルホテルより、新規事業取り組みへのご案内。
・中津中央RCより11月度プログラム届く。
・中津市役所生活環境課より「中津市生活安全推進協議会表彰規程に基づく表彰者の推薦について」の依頼。
・ガバナー事務所より、以下の資料。「ロータリーの1億ドルのチャレンジ」活動について、ロータリークラブと地区の奉仕プロジェクトのデータベースについて、RI事務総長からの「米国の金融危機の影響について」の書簡
・中津3クラブ合同フォーラム報告書届く。
・20周年事業の野球教室と米村先生のサイエンスショーの、中津市の後援が承認されました。

◎委員会報告
・20周年実行委員会 二反田会員
 10/30(木)実行委員会 割烹嘉乃 19:00〜です。クラブのホームページで、クラブ活動の情報共有が出来る様になります。

◎ニコニコボックス
担当:出席委員会
○出納会員
 南高9回生の古希の会があり78名が集まりました。久しぶりの同級生と楽しく過ごしました。
○加来会長
 11月より例会場がグランプラザ中津に変ります。小野会員には大変お世話になりました。
○小野会員
 例会場の件で色々とお世話になりました。近く、池田厚子様が御来店になりますので忙しくなります。
○向笠会員
 先週の土曜日に豊津の峰高時で創建400年の慶讃法要があり感謝状と寿号を頂きました。
○榎本会員
 娘が衛生看護科の3年生で実習が無事に終わりました。

◎ゲスト卓話
「森林、林業、木材産業の現状について」
中津市役所農林産業部 
林政課課長 玉麻秀一氏
○地球温暖化防止に向けた京都議定書と森林吸収源対策について
・地球温暖化が進んでいます。
【20世紀の100年間で0.6℃上昇】
・地球温暖化防止に向けて「京都議定書」が発効しました。
【日本は、1990年レベルと比べて、温室効果ガス6%削減が義務化】
・森林は地球温暖化防止に貢献します。
【森林は、大気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出しながら炭素を樹体に貯え成長します。】
・京都議定書の削減目標(日本は6%)のうち、3.8%を森林の吸収量で賄います。
【吸収量確保に向けて、森林整備(間伐等)・木材の利用等の施策を強力に推進。】
・京都議定書の温室効果ガス削減目標の達成に向けて、森林の二酸化炭素吸収量を確保するための対策を展開しています。
【中津市で年間700ha、平成24年までに4,200haの間伐を実施します。】
○流域の保全を図るための森林づくりについて
・雨の多いわが国は、山地災害の発生しやすい自然条件下にあります。
【山国川流域は急峻な地形、ぜい弱な地質で、局地的な集中豪雨や台風などに伴い、山崩れや土石流・地滑り等が発生しやすい状況にあります。】
・森林は山崩れなどの山地災害を防いでいます。
【森林内は樹根によって土壌が保持されると共に、落葉落枝やかん木、草などによって地表が覆われるため、降雨などによる土壌の侵食や流出が抑えられています。また、森林と裸地を比較した場合、土砂が流出する量は森林では裸地の1/150という報告があります。】
・森林は洪水や渇水を緩和すると共に、水質を浄化します。
【森林の土壌は、落葉落枝などによる有機物の供給や土壌生物の働きにより、穴の多いスポンジのようになっており、雨水を速やかに地中に浸透させる働きがあります。その能力は裸地の3倍という報告があります。このような働きによって、森林は雨水などを貯え、ゆっくりと河川に流し、洪水や渇水を緩和しています。また、その過程で濁りを抑えたり、窒素など水の汚れに繋がる物質を取り除くなど水質を浄化しています。】
・公益的な機能を果たす重要な森林は、「保安林」に指定され保全されています。
【開発行為等を制限し、その機能が損なわれないようしっかりと保全されています。1.水源かん養保安林 2.土砂流出防備保安林 3.風致保安林等】
・山地災害や洪水・渇水を防ぎ、快適な生活環境を保全する森林を治山事業で守っています。
【崩壊した森林を復旧する為に必要な治山施設の整備や土砂流出の恐れのある森林の整備等を行っています。また、局地的な集中豪雨の増加、良質な水の確保等への要請に対応する為、治山事業の役割はますます重要となっています。】
○森林を支える山村の現状について
・山村は国土の約半分、総森林面積の約60%を占めています。
【山村(振興山村)は、人口で4%を占めるにすぎませんが、国土面積の約半分、また、森林面積では全国の約60%を占め、少ない人口で広大な面積を管理しています。このような山村は、1.国土の保全  2.水資源のかん養 3.自然環境に恵まれた余暇空間の提供など、国民生活の安定・向上に重要な役割を果たしています。中津市・面積79%・人口13%】
・山村では高齢化が特に進んでいます。
【山村では、若年層を中心に人口の減少が進んでおり、過疎化と高齢化が同時に進んでいます。山村地域は65歳以上の割合が高くなっています。中津市65歳以上の高齢化率 中津22%・三光29%・本耶馬35%・耶馬溪38%・山国43%】
・山村地域では就業機会の確保などが課題となっています。
【山村地域の課題として、就業機会の確保をあげる自治体が多く、次いで都市へのアクセス、生活環境の整備、魅力ある地域づくりが求められています。】
・都市住民は、自然とふれあい心身をリフレッシュする場を森林や山村に求めています。
【都市住民の間では、健康の維持、回復のために森林や山村を訪れる人の割合が増加しています。中津市名勝耶馬溪・温泉・山国川・耶馬溪ダム等】
○林業の状況について
・木材価格の低迷等により、林業の採算性が悪化しています。
・素材生産量は回復の兆しを見せています。
・低コスト化林業を進めるため、高性能林業機械の導入が進んでいます。
・林業就業者は年々減少し、高齢化も進んでいます。
・森林組合などの林業事業体の新規就業者は増加しています。
・木材は自然が作った半永久的に再生産できる材料です。
・木材は軽くて強い材料です。
・木質空間は人の健康や心理面へよい影響を与えます。
  (文責:田原)
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