|
|
|
第713回例会 平成16年9月9日(木)
◎本日の例会プログラム 「市町村合併について」
中津下毛広域消防本部 消防長 松本洋一氏
○次回例会プログラム 9月22日(水)18:30〜
「観月例会」牛頭天王公園
前回(712回例会)の記録 平成16年9月1日(水)
■ビジター
なし
■出席報告
会員数 31名
免除者数 0名
対象者数 31名
本日出席者 24名
欠席者数 7名
出席率 77.42%
■前々回出席報告の修正
前々回欠席者 06名
メイクアップ 05名
欠 席 者 01名
修正出席率 80.65%→96.77%
●メイクアップ
安部(クラブ奉仕セミナー)
出納、二反田(中津RC)
松本、永松(孝)(中津中央RC)
●欠席者
黒瀬
ロータリーソング
奉仕の理想
会長の時間
会長 白石 耕三
今日はガバナ−公式訪問の日です。
アテネオリンピックでの日本選手の活躍も終わりました。
オリンピックが終わったと思ったら、台風16号が来ました。被害には遭わなかったでしょうか。
我が中津平成RCはRC100周年をお祝いして、いっそうのクラブの充実と奉仕活動の充実を図りたいと思っています。
楽しい例会、会員の親睦等100周年と言うことで楽しんでやりましょう。
幹事報告
幹事 田原 和己
●例会変更
豊前RC
→9/16の例会は観月例会のため、18:30より九州電力資料館にて
大分南RC、大分臨海RC、大分東RC、別府中央RC、別府北RC、別府RC、別府東RC、日出RC
●週報受理
津久見RC
●幹事報告
1.地区新世代委員会より、中学生硬式野球大会の御案内が届いています。9/11・12、大分市内にて。
2.『ザ・ロータリアン』が届いています。
3.仙台平成クラブより、姉妹交流の案内が届いていますので、委員長にお渡ししています。
●理事会報告
1.9/1のガバナー公式訪問例会後のパーティーのビンゴゲームの景品の件→理事役員で10ケ集める事を承認しました。
2.理事・役員会は来週の例会終了後行います。
ガバナーアドレス
ガバナー 工藤寛昭
アナハイムでの国際協議会2日目の本会議場で、エステスRI会長のテーマ“Celebrate Rotary、ロータリーを祝おう”が発表された時、私は呆然としました。どんなテーマだろうか、と期待に胸を弾ませていた私は、どのように解釈すれば良いのかと困惑しました。
昨年度の“手を貸そう”、一昨年度の“慈愛の種を播きましょう”は、具体的で直ぐにでも行動に移せるようなテーマでした。これに比べてエステス会長のテーマは、奉仕活動にどのように結びつけていけば良いのかと感じた方が多かったのではないかと思います。
しかしよく考えてみますと、ロータリー100年に相応しい、エステス会長の大らかな心の豊かさを象徴するものであり、とにかく先達の素晴らしい業績を称賛し、2世紀目への新しい第一歩を踏み出そうということだと合点いたしました。
続いてのエステス会長のテーマに関する講演では、今年度もロータリー家族を強調しておられました。そして何にもまして、私達のクラブで、職場で、地域社会で、そして世界で無数の奉仕の業を行うことによって、共にロータリーを祝おう、と結んでおられます。
この他アナハイムでのいろいろと勉強させられたことについては、特に強調することもなく、ロータリー財団のロータリー100周年を記念する特別な方法として、またロータリー財団の活動が確実に継続されていくことを願って、100周年の2004-05年度年次プログラム基金目標を、1人あたり米貨100ドルに設定したということを盛んに言っておりました。もちろん既に100ドル以上の寄付をされている方は、それ以上をお願いしたいということ位でありました。
ここで私は2世紀目への第一歩を踏み出すにあたり、ロータリーとは何かということを皆さん方と一緒に考えてみたいと思います。
ある文献を読んだ時に“ロータリーの本質は親睦の中から奉仕の理想を生み出す集団”と書かれてあったことで、これはロータリーそのもののことであり、本質のことではないと思いました。これがきっかけでロータリーについて真剣に考えるようになったのです。
ではその本質とは何か。私はロータリーの綱領の奥に潜む要素がロータリーの本質であると仮定し、これを“ロータリーの心”と表現いたしました。
“ロータリーの心”という言葉はよく耳にしますが、その心の実態について触れられたものは全くありません。
ロータリーの創始者であるポール・ハリスは2歳年上の兄と共に3歳から20歳までの間、敬虔なキリスト教信者であった祖父母に育てられたという生い立ちから、ポールの人格形成に大きな影響を与えたのは、祖父ハワード・ハリスであったと言われており、彼の心の中には、キリスト教の教えが信条として秘められていたであろうと考えられます。
一昨年の西村年度地区大会の際に千宗室先生のご講演の中で、ポール・ハリスの信条として、慈愛・博愛・寛容・忍耐という4つの言葉を挙げておられました。これは新約聖書コロサイ人への書、第3章の1節にある言葉であります。そしてこれらの言葉こそロータリーの心であり、ロータリーの本質ではないかと考えました。
従って“ロータリーとはロータリーの綱領に沿って奉仕の理想を追求する集団”と言って良いのではないかと思っています。そこではたと考えあぐねます言葉が奉仕の理想であります。それだけにこの言葉に関する文献は多々ありますが、その種明かしとしてポール・ハリス著、米山梅吉訳「ロータリーの理想と友愛」の中に奉仕の理想の意味という一節があります。その訳文をそのまま引用させていただきますと、
「奉仕の理想とは何を意味するか、“ロータリーの意義”の著者はこれに関して様々な言説を引用している。それぞれの言葉は異なるが、精神は一つである。エジプト人曰く“己の欲する善を他人の為に求めよ”、ペルシャ人曰く“汝施されんと欲する所を施せ”、仏陀曰く“人は己の為に欲する福善を他人の為に求むべきものなり”、孔子曰く“汝の欲せざる所を他人に施すなかれ”、モハメッド曰く“何人も己の好まざる如く同胞を遇すべからず”、ローマ人曰く“自己を愛するが如く社会の全員を愛すべしとは、万人の心底に銘せらるる法則たるべし”、ヘブライ人曰く“何事にもあれ汝隣人の施すことを好まざる所を隣人に施すなかれ”、最後にナザレのイエス曰く“汝他人より与えられんと欲する全てを他人に与えよ”と」あります。これこそは全人類に共通する倫理、奉仕の精神の真髄であると考えられます。ともかく奉仕の理想という言葉については、このような解説があります。結局行き着くところはイエスの黄金律ということでしょう。
先日、佐伯で公式訪問第一声を上げるにあたり、ふと思い出されましたのが7年前、西島年度のあの素晴らしい地区大会のことです。その中で私が忘れられないのは、「故向笠元RI会長を称え、これからのロータリーを考える」記念座談会で森三郎PG(寄居RC)のお話であります。
私は“あなたはロータリアンですか、ロータリークラブの会員ですか”という話を聞いたことがありますが、これは差別であり身分の終結ない限りロータリアンで良いと思っております。完全にロータリーに嵌った人、半分嵌った人、全く足跡も残さないような人がいる、これがロータリーであり、皆が嵌れば宗教であると卓話で話したことがありました。記念座談会の中でこのことを森PGは知的な表現で語っておられましたことをそのまま引用させていただきます。
「“山笑う杉山よりも雑木山”という俳句があります。つまり、杉山はいかにも美しい、育って見事な材木になるけれども杉山はそれだけのものだと。春が巡ってきても喜びの声一つあげない。これに対して、うしろの城山でもそうであるが、雑木の山というのは様々に春の喜びを形で表して、中にはツタのように這うのもいるし、真っ直ぐに立つのもいるし、喜びに満ちているではないか。であるから私はロータリーというのは、杉山のような存在であってはならない。出来るだけ雑木のような山であってもらいたいということをその時考え、それを中尾左助という京都大学の植物の先生に話しましたところ、ある群れが栄えるのは、出来るだけ変わり者がその中に含まれているのが良いのだ。粒が揃ってしまうとその群れは衰える。」ということでした。私もこの考えには全く同感です。
この他、会員増強の問題についてもお話したいと思ったのですが、月信2号に8月の会員増強月間について記述いたしましたので削除いたしました。
最後にアナハイムの本会議場でジョナサン・マジィアベ前RI会長の歓迎の辞が述べられました。その中で特に私が興味を持ったのは、イギリスのある起業家の言葉を引用した一節でありました。
ボスは部下をこき使い、リーダーは指導する。
ボスは権威に、リーダーは善意に依存する。
ボスは恐れを抱かせ、リーダーは情熱を抱かせる。
ボスの主語は「私」、リーダーの主語は「私達」。
ボスは故障を誰かのせいにし、リーダーは故障を修理する。
ボスは「行け」と言い、リーダーは「行こう」と言う。
一週間のリーダーシップ研修を始める私達に、ボスは要らないリーダーが欲しいのだと強く戒める言葉だと思いました。
今年度は過重なスケジュールを組んでおりますので、関係者の方々にはよろしくご協力をお願いいたします。
(文責:梶原)
|
|
1,011 hits
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; i-NavFourF)@bfm3-F197.coara.or.jp>
|