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第881回例会 平成20年４月24日（木）
◎本日の例会プログラム
ゲスト卓話「皇居御苑の生物」 宮本清人氏
○次回例会プログラム
5/1（木）休会
5/8（木）ゲスト卓話「日本に来て思う事」横山レイチェル氏
前回（880回例会）の記録 平成20年４月17日（木）
■ビジター
中津中央RC 宿利公夫君
■出席報告
会 員 数 26名
免除者数 ０名
対象者数 26名
本日出席者 21名
欠席者数 ５名
出 席 率 80.77%
■前々回出席報告の修正
前々回欠席者 ４名
メイクアップ １名
欠 席 者 ３名
修正出席率 84.62%→ 88.46%
●メイクアップ
熊谷(中津中央)
●欠席者
松本、向笠、渡邉
ロータリーソング
それでこそロータリー
会長の時間
会長 若松 定生
熊本中央RC20周年記念式典参加の報告。寺子屋の話、最終回です。（週報の図表を参考に）
学習のスタートは「源平」です。この教本
の冒頭にある「源平藤橘…」に由来した、姓
名に使用される漢字の勉強です。続いて「村
尽」、自村名から周囲の村名を覚えこむもの
で、地理教材の意味もあると思います。次に
「郡尽・国尽」。さらに、暦、時や方角を理
解する上で不可欠であった「十干十二支」。
以上が筆子の大半が学んだ基礎履習の必須
課程のようでした。まず人名が書け、生活圏
の村名を覚え、基礎的教養が出来上がるわ
けです。これ以降は筆子の能力、家庭の事
情に応じ様々ですが、「借用証文」「田地売券」
等の証文類を学ぶ者と雅文調の「年中行事」
に進む者に二分され、次には「手紙」や「百
姓往来｣｢商売往来｣と多様に選択され｢世話
千字文｣で実用教育の仕上げを行ったようで
す。先週ご紹介しました前橋藩の弟子記を
見ましても、指導は個別に行われ、近代学
校の一斉画一授業方式とは全く違い、全員
（62名）同一のカリキュラムは皆無です。つ
まり筆子の履習課程は個々の置かれた状況
を師匠が考えてメニューを組んだようです。
当時は義務教育と違い、入学も卒業も自由
に随時でしたので、例えば入学して１年後に
丁稚奉公に行く者には早く商売往来まで教
え、また２カ月後に女中奉公に行く者には２
カ月で習得でき、社会で役に立つ事を中心
に教育したようです。この中には師匠が筆子
に細やかな愛情で教えたものも多く、今で
も、各地の筆子塚や報恩塚がこれらを物語っ
ています。
幹事報告
幹事 榎本 正則
●例会変更 豊後高田 RC、津久見RC、中津中央RC 5/13（火）→向笠公園清掃例会の為、福澤茶屋、5/6（火）→法定休日の為休会
●週報受理 津久見RC、中津RC
●会報受理 なし
●週報お礼 なし
●幹事報告
・ロータリーワールド届く
・会長エレクト研修セミナーが６月21日（土）13：00より別府大学で行われます。
・地区協議会が６月22日（日）10：00より、別府大学で行われます。
●理事会報告 なし
委員会報告
なし
ニコニコボックス
担当：新世代委員会
○若松会長
先週、榎本幹事と熊本中央RCの20周年記念式典に参加して参りました。その折、熊本中央RCと熊本城東RCの創立秘話を聞かせていただきました。また、熊本中央RCの木村会長は有名な木村政彦のご子息という事でした。
○小野（裕）会員
次男が高校に入学しました。
○江渕会員
雨が多く仕事が進みません。今週、住宅の展示会をします。
○田原会員
息子が中学に入学しました。
クラブフォーラム
創立20周年記念について
担当：創立20周年準備委員会 辛嶋委員長
記念行事は現在の委員会の案として（対象者は青少年）
●プロ野球選手の野球教室
●子供向け専門家によるの科学教室
を考えていますが、未定です。記念式典の日時と場所の候補は上がっていますが未定です。今日も皆さんの御意見をお聞きしたいので宜しくお願いいたします。
ロータリー情報
ポリオについて
ロータリージャパンWEBより引用
ポリオ撲滅への闘い
ポリオ、ご年配の方には「小児まひ」といった方がわかりやすいかもしれません。かつて、日本でも大流行をしたことがありますが、ポリオウィルスは手や足などにまひを起こさせることがあります。肺の筋肉がまひすると、呼吸ができなくなって死に至ることもありますし、足がまひして歩けなくなることもある恐ろしい病気です。
ポリオ撲滅に向けて始動
1979年９月、国際ロータリーは、フィリピンで、生後３か月から36か月の子ども約600万人に対して、５か年計画のポリオ免疫活動を始めました。これが、ロータリーかポリオ撲滅に取り組んだ第一歩です。
1985年、国際ロータリーでは、ロータリー創始80周年に当たって、「ポリオ・プラス計画」を発表。プラスとは、はしか、ジフテリア、破傷風、百日咳、結核を指しますが、ポリオだけでなく、これらの病気についても予防接種を実施することになりました。
1985年は、国連総会で、ユニセフの「予防接種普及事業（EPI Expanded Programme
of Immunization）」推進決議が、国連40周年記念事業となった年でした。当時、各国元首とともに、ロータリーもNGO（非政府組織）として、この決議に賛同、署名しています。
日本では、これに先駆けた1982-83年度、東京のロータリアン（ロータリークラブの会員）たちが、南インドにポリオワクチンを送り、地元のロータリアンと協力して子どもをポリオから救うことを計画し、実行しています。
日本国内では、募金総額40億円を最終目標として、1986年７月から、５年計画のポリオ・プラスの募金キャンペーンが始まりました。日本中のロータリアンの積極的に取り組み、このキャンペーンが展開されていた1986年７月から1991年６月までの５年間で、目標額をはるかに超える約49億円の寄付金を集めることができました。
国際ロータリーでは、1989年６月までの３年間をキャンペーン期間としていましたが、この間で米貨２億4,700万ドル（約270億円）を集めました。これは目標額の２倍に相当します。
ロータリー100周年に向けて新たな展開
ロータリーが創立100周年を迎える2005年２月にまでにポリオの撲滅を実現しようと、国際ロータリーでは、2002年に、新たな「ポリオ撲滅キャンペーン」を展開しました。この時点で、ポリオは99％撲滅したといわれていましたが、残りの１％は、紛争地帯やへき地など、ワクチンを投与するのに困難な地域が多く、それまで以上に多くの資金とを必要としていました。目標額は8,000万ドル（約90億円）です。この結果、2003年６月末の時点で、誓約も含めて１億1,150万ドル（約126億円）以上が集まりました。
さて、1979年、ロータリーが初めてポリオの撲滅に乗り出して以来、ロータリアンたちは、もちろんお金を集めていただけではありません。多くのロータリアンが道路もないようなへき地に分け入り、紛争地帯に赴き、実際にポリオワクチンを子どもたちに届けるための活動もしています。紛争地帯では、双方の代表者を説得してポリオワクチン投与のために一時休戦にしたり、宗教上などの理由からポリオワクチンの投与を拒む人々を説得したり、さまざまな活動をしてきました。
世界中のさまざまな地域にロータリークラブがあり、ロータリアンたちが活動をしています。それぞれの地域で、ロータリアンたちがさまざまな形で、すべての子どもたちにポリオワクチンの投与をするために努力を続けています。
ポリオとの闘いを終わらせるために
ポリオ撲滅に向けて、ロータリアンたちは努力を重ねてきましたが、このために調達した額は、2007年時点で、６億6,300万ドル（約750億円）を上回ります。
2007年11月26日、国際ロータリーは、ビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団と協同して、世界ポリオ撲滅に必要とされる２億米ドルを投入することを発表しました。ゲイツ財団から１億ドルの補助金を受領したロータリー財団は、この時点から３年間にこれと同額の資金を調達するための募金活動を行っていくことになっています。
ロータリーは、世界ポリオ撲滅推進計画（GPEI）における予防接種活動を直接支援するために、2007年11月から１年以内に、最初の1億ドルを投入していく予定です。世界ポリオ撲滅推進計画とは、世界保健機関（WHO）、国際ロータリー、米国疾病予防管理センター（CDC）、ユニセフが協同して主導する活動です。（詳細はhttp://www.rotary.or.jp/service/polio/2007_11_27_polio.html）
ポリオの残る国は、アフガニスタン、インド、ナイジェリア、パキスタンの、あと４かとなりました。しかし、最後の闘いはこれまでで一番大変な闘いとなるでしょう。日本ではポリオは遠い昔の話になりましたが、世界には、ポリオの後遺症で苦しんでいる人がたくさんいます。グローバル化した現代のこと、ポリオとの闘いを終わらせない限り、日本に、この恐ろしい病気がまた入ってきてしまうかもしれないのです。
街でポリオ撲滅のための募金を呼びかけているロータリアンを見かけたら、ご協力ください。子どもたちが安心できる未来のために。
（文責：田原）
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