|
第650回例会 平成15年4月24日(木)
◎本日の例会プログラム ロータリー雑誌月間
委員会卓話 「雑誌広報委員会」
○次回例会プログラム 「『八面山』にまつわる歴史」
三光村教育委員会主査 平田由美氏
前回(649回例会)の記録 平成15年4月17日(木)
■ビジター
なし
■出席報告
会員数 34名
免除者数 1名
対象者数 33名
本日出席者 26名
欠席者数 7名
出席率 78.79%
■前々回出席報告の修正
前々回欠席者 18名
メイクアップ 06名
欠 席 者 02名
修正出席率 76.47%→94.12%
●メイクアップ
池中、重松、永松(孝)、南(中津RC)
小野(中津中央RC)
白石(地区協議会)
●欠席者
今吉、下村
会長の時間
副会長 小川陽一郎
梶原会長は結婚式に出席のため、今日はお休みです。代わりをつとめます。
今月は、ロータリー雑誌月間であるとともに、1868年4月19日、米国ウィスコンシン州ラシーンで生まれたロータリーの創立者、ポール・ハリスに敬意を示すときです。
ということで、友の8・9ページに、ビチャイ・ラタクル会長のメッセージ[ポール・ハリスのビジョン]が掲載されています。読まれた方も多いとは思いますが、一部紹介します。
ロータリーは世界に影響を与え
人々の生活を変えました。
ロータリーは、仕事を通じて出会った4人の事業家から静かに始まりました。しかし、そのグループは発展し、地域、政治、人種、そして宗教の違いを超えて国際的な活動組織へと成長しました。ポール・ハリスでさえまったく想像がつかなかったほど、ロータリーは、世界に影響を与え、人々の生活を変えたのです。
ロータリーを通じて、私たちは親睦と奉仕をもって慈愛の種を播くことができます。ポール・ハリスのビジョンは、1905年の創立当時と変わらず現在でも通用します。唯一の違いは、120万の会員を擁する現在、善に向かう強い勢力となっていることです。私たちは、歴史の行路を変え得る資金と人材に接触・接近する広大なネットワークを持っています。
私たちは創立者の希望と夢を実現してきました。
ポール・ハリスはかつて、「未来に対する私の希望は、奉仕の理想で1つになった事業家と専門家たちの世界的な親睦によって、全人類の福祉に向かって、国際的な理解と善行、そして協調という目標が達成されることです」と言いました。
私たちは、創立者の希望と夢を実現してきました。そして、彼の永遠の原理に献身しています。ポール・ハリスの記念日を祝い、親睦と奉仕の無私の活動を通じて、慈愛の種を播きましょう。
幹事報告
若松定生 幹事
●例会変更
杵築RC、別府RC
●週報受理
八代RC、中津中央RC、宇佐RC
●週報お礼
緒方基一PG
●幹事報告
○「RI2720地区第25回青少年指導者養成研修会」が6/6−6/8久住高原で開催。案内状。
○PETS、地区協議会参加御礼状到着
●理事会報告
5月スケジュール変更承認
委員会報告
社会奉仕委員会 原田委員長
今週の土曜日、4月19日に清浄園さんとの交流会を行います。時間は午前10時〜午後4時頃までとなります。
出欠をとらせていただきます。
現在の出席の確認を致します。江渕・池中・岩渕・今吉・岩田・熊谷・南・二反田・永松(達)・岡野・出納・種村さんです。
本日まだ出欠の返事をしてない方は、回覧致しますのでよろしくお願い致します。
付け加えまして、服装については、カジュアルでけっこうです。
委員会報告来訪者
キャラバン 20.中津青年会議所
理事長 増矢大介
50周年実行委員長 梅高賢正
副理事 芥川竜也
専務理事 細川 唯
20.中津青年会議所 創立50周年記念事業
「元気・夢会議」のキャラバン、参加のお願いのため来訪。
日 時 5月18日(日)
10:30〜12:30
14:00〜16:00
場 所 中津文化会館大ホール
ご協力よろしくお願い致します。
チケットのご購入は青年会議所事務局までお願いします。
青年会議所:Tel.0979-23-2640 (10:00〜17:00)
ニコニコボックス
○小川副会長 宮本先生、本日の卓話をよろしくお願いします。先週、西島パストガバナーの御礼を預っておりましたので報告致します。ありがとうございました。
○梶原会員 先週の8日に私共の会社の社長が急に亡くなってしまいました。本人は、中央RCの会員でもありました。生前中より葬儀に至るまで、いろいろとお世話になりました。ありがとうございました。尚、会社は今まで通りに業務を頑張って行いますのでよろしくお願い致します。ニコニコ致します。
○下村会員 先週、先々週と出席できませんでした。そのためロータリーの友の紹介を会長のお世話になりました。又、先週はお誕生日祝を青木さんに届けていただきましてありがとうございました。
○原田会員 昨日、仕事で福岡の粕屋郡粕屋町に行って仕事終了の後に、新たに起こしたVANショップに興味があったものですから、商売の参考のために訪問したところ、ローターアクトの時代の旧友に再会致しました。彼は寿屋を退社後、コンピュータの会社を友人と設立して、現在大変成功しているようです。旧友との再会と友人の元気な顔を見られて嬉しく思いました。ニコニコさせていただきます。
卓話
「昆虫(ほたる)のふしぎ」
元中津南校教授 宮本清人氏
○化石に依る昆虫の歴史
4億年の歴史がある。今日では、地球上の動物の70%を占め、数百万種もある。地球は昆虫の感星である。
○昆虫の体制の変遷
祖先の原形、ムカデ型(有節構造→集約構造)
○昆虫の特性
1.地球環境の変化に適応…多様化
気候の変化 植物と共に生存
2.小型化の有利性
せまい場所、少量の餌、身をかくす等
内骨格、外骨格の体制
3.住み分け生活
土中、水中、植物(根、茎、葉)、砂漠、ヒマラヤ、熱帯、北極等
4.食性の多様化
密、樹液、遺体(動物)
5.世代交代が短い
短い期間で一生が終り、有利固体(遺伝子)が残り、進化、適応していく。
○蛍は何故光るか
・蛍は甲虫類(カブト虫等)の仲間で、日本書紀では『火垂る』と書かれている。
・蛍の光は何か?…長い間の研究課題であった。結論は、オスとメスの間の信号、言葉である。オスがメスに送るプロポーズである。
・昼間はどうしているのか?…活動記録計で調べたら明るいと動かない。
・暗室で調査…夜の或る時間になると動き始め、光る行動を示す。体内時計にスイッチが入る。
・発光行動は…性成熟による異性への行動と分かった。羽化(蛹から成虫)して、メスは2〜3日、オスは4〜5日で強い光をだす。蛍は異性を意識して光り始める。
・性行動
1)オスはメスに近づき、ストロボ発光する。
2)オスは10秒光り、10秒休むを約5回繰り返す。
3)メスがその後1回光るとオスを受け入れ、接近交尾する。
4)もしこの時メスが光らないとオスはあきらめ、他のメスを求め移動していく。
○蛍はすべて光るか
日本では光りながら飛ぶ蛍はゲンジ、ヘイケ、ヒメなどで、光らない蛍の方が多い(オバホタル他多数)。
陸生で、餌はカタツムリ、キセル貝、ミミズなどである。信号や言葉は性フェロモンの息づかいである。
光らない蛍の方が進化した蛍である(昼も夜も活動)
○蛍の住む環境
湿気を感じ飛翔する。
一般的条件(エコトーン)
美しいO2を多く含む水と砂礫、湿った苔、土。休み場所は草むら、樹木。
治水の為の護岸工事は必要であるが、自然との総合的共生を考えての配慮ある工事が望ましい。
○人口川…水路での飼育は
南高校内の人工池での飼育7年間
大貞病院でのU字溝での飼育10年間実施する
水質、餌、天敵(ヒル、ザリガニ、クモ等)
人間は生きる為、沢山の生き物を食べている。
お礼と感謝。
私共は、明日より東シナ海に面した久米島に新種の蛍を探検に行って来ます。
地元の人より興味深い情報を得ていますので行って来ます。
陸棲の7種目の蛍が見つかれば、ギネスブックや、世界的にも蛍の研究に光を通すことになると思います。
そして、近年自宅で蛍を飛ばすことができないかとの問合せがよくありますが、これはできます。一定の環境をそろえてやれば可能です。本にも書いていますが、希望する方は私にご連絡を下さい。現在、ここのメンバーでもあります向笠先生の自宅の野外で10年程前よりやっています。又は、水槽でも可能です。
最近は、公共事業もお金をかけてくれて、自然に近い水路の整備ができておりますので、水性動物が市内の各地で見られるようになっております。ありがたいことだと思っております。
最後になりましたが、我々が子供の頃自然との遊び、自然とのかかわりが多くありました。
悪遊びをしながらトンボのハネをちぎってみたり、シッポをちぎって麦わらをつけて飛ばせてみたり、自然とのかかわりがあったと思います。
今の子供が悪遊びを通じてでも親しんでゆけば、人間の情緒が育っていくと思います。そうすれば、自然を理解し、人間関係も良くなっていくのですが、今の子供達は、野外に出ることがなく、屋内でTVゲームばかりしていることも楽しんでいる様でいいのですが、皆様の子供さんやお孫さんにはできるだけ野外に出て遊ぶよう配慮していただきたいと思います。
我々、人間は動物の中では頂点に立っている訳ですが、人間は野菜や果物や動物を食事として犠牲にして生きている訳です。
私は小学校の頃、先生に食事をする前に「いただきます」と言う様に教えられました。私たちは、色々なものを犠牲にして生きています。この事に感謝をしていただくという事を教えてくれました。もっともだと思います。どうか人間だけがえらいのではなく、人間が生きていけるのも動物や植物のおかげがあって生きていけるということを子供達に教えていっていただきたいと思います。
別件ですが、ロータリーや学校や寺でサクラを植える際によく相談がありますが、一般的に植樹はソメイ吉野です。華やかでいいのですが、寿命が50年程です。又、テングス病などが入ったりしますので、長持ちをしたいのならば、山桜型の「ミショウ」がいいと思います。100年も200年ももちます。皆様がボランティアなどで植樹をする際はおぼえておかれるといいと思います。以上でございます。ありがとうございました。 (文責/土居)
|
|