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第879回例会 平成20年4月10日(木)
◎本日の例会プログラム
ゲスト卓話「中津の城下町について」山本博史氏
○次回例会プログラム
クラブフォーラム
前回(878回例会)の記録 平成20年4月3日(木)
■ビジター
なし
■出席報告
会 員 数 26名
免除者数 0名
対象者数 26名
本日出席者 22名
欠席者数 4名
出 席 率 84.62%
■前々回出席報告の修正
前々回欠席者 5名
メイクアップ 1名
欠 席 者 4名
修正出席率 80.77%→ 84.62%
●メイクアップ
永松(中津)
●欠席者
白石、出納、土居、矢頭
ロータリーソング
奉仕の理想
会長の時間
会長 若松 定生
春になると、桜の木の下でご馳走を広げて、お酒を酌み交わし宴会を楽しむ…こんな習慣は世界の中で日本だけでは?
日本にもたくさん花の種類がありますが、例えばハウステンボスのチューリップ畑で茣蓙を広げて宴会をした話も聞きませんし、一杯やろうとは思わないでしょう。では、どうして日本民族はサクラの花だと宴会をやりたがるのでしょうか?
「サクラ」と「サケ」のどちらの言葉にも「サ」の字が付いていますが、ここがポイントではないでしょうか。以前私共の例会にて卓話をされた郷土史家のお話によれば、古代日本人は森の中に住み、四季の自然現象は全て神と感応していました。また、上代語で神を表す言葉は「サ」です。農耕が始まりますと、神は雲の上に居て、時に応じ山頂に近い神域にも住んでいると考えていました。そこにみだりに人が近づかぬようにサカイをし、サクを設けました。そして古代の農村では、豊作祈願のために「神=サ」に山から下りていただく月をサツキと呼び(田植えの頃)「神=サ」はサクを通ってサトに到着し、田の神となりサオトメ(早乙女)がサナエ(早苗)を植えたという訳です。
この時に神へのお供え物をササゲなければなりませんが、まずサケ、サカナ、サケ菜等をササゲモノとしました。さて、このサとサクラが通じている様です。クラとは神霊が依り鎮まる座を意味するクラで、イワクラ、タカミクラ、カマクラなどと同じでしょう。ここで結論を申し上げますと、花見の宴は山から神様(田の神)を迎えてその年の豊作を予祝するものです。(春の予祝⇔秋の収穫祭(新嘗祭))つまり、神様=サの依る、サ座=サクラの木の下で、神様にサケ(酒)やサカナ(肴)をササゲテ、オサガリを戴くわけです。そして、花がサクとサイワイとなり、サチ(幸チ)多かれとサカエル訳です。今晩は農耕民族として一生懸命お祭りをしましょう。後は親睦委員会さん、よろしくお願いします。
幹事報告
幹事 榎本 正則
●例会変更 杵築RC、別府RC、大分中央RC、豊後高田RC
●週報受理 仙台平成RC、湯布院RC
●会報受理 なし
●週報お礼 なし
●幹事報告
・ガバナー月信(4月号)届く。
・熊本中央RCより20周年式典に関するお詫び。
・4月会費引き落とし時、ロータリー夜学、忘年例会、新年例会、花見例会
●理事会報告 なし
委員会報告
なし
ニコニコボックス
なし
お祝い
・銀婚式 結婚記念日
松本幹夫会員 S52.4.10→H14.4
二反田(旧)幹事より
小野嘉之会員 S54.4.23→H16.4
小川(元)会長より
若松定生会長 S57.4.11→H19.4
松本(前)会長より
・金婚式
向笠 寛会員 S33.4.6→H20.4
松本会員と向笠会員は次回の例会でお祝いを渡します。
花見例会
蓬莱観
中津城入り口の鳥居の手前にある蓬莱観は、明治15年に建築された劇場で当代きっての歌舞伎役者や有名な役者たちが続々興行をし、近隣はもとより大分、別府からも客足が途絶えなかったといいます。関西、九州で屈指の蓬莱観も戦時中の強制疎開により建物の取り壊しに合いその華麗な歴史に幕を閉じました。戦後になって庭園として整備され、園内には桜の木が多く特に江戸彼岸桜の楊貴妃といわれている木があります。
(文責:田原)
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